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天気予報によると、この日の旭川市の最低気温は氷点下20℃。でもこれは町中の予想気温であり、町から少し離れると、本当の気温はぐーんと下がります。昼近くでも氷点下18℃くらいありました。外を歩いていると鼻の奥の方が痛くなるほどで掌で顔を覆いながら歩きましたし、靴の中の指が冷たくて痛くなってくるほどでした。中央に見える木も寒そうに立っています。

中央に見えている木の部分を切り抜いて見やすくしてみました。木の枝には樹氷がついていて白くなっています。気温が上がると当然樹氷は融けてしまい、元通りの緑色の木になります。この木を撮影したのは午前11時位でしたが、全く気温が上がらないので樹氷も融けていませんでした。

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澄み切った青空と木の枝の白さとその下に見える緑色がとてもきれいでした。



もう1本、冬が来る前に大分枝を剪定されたようで枝ぶりの寂しい木です。つららまでついています。先ほどの木よりも多くの樹氷がついていて見ごたえがあります。木には申し訳ないですが、樹氷の美しさをずっと眺めていたい気持ちになります。今のうちに見ておかないと、もうこの冬の間には見ることができないかもしれません。

樹氷は、融けてしまったらもうおしまいなので、なおさらずっと眺めていたいという気持ちになるのかもしれません。

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枝先の方を見るとその美しさに魅了されます。これはいちいの木ですが、枝の先のひとつひとつが真っ白でとても美しいです。触れると折れてしまいそうです。こんなに真っ白になるほど氷の粒がついているのにちゃんと生きているのです。気温が上がると氷の粒は融けて元の緑色に戻ります。

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この木が生えているご近所さんの物置の窓ガラスも凍り付いていました。氷の結晶がはっきりと見て取れます。これはなかなか融けそうにはありませんでした。爪でガリガリと削ると、爪の後が残ります。

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この日の朝7時くらいに、近くの橋まで行ってきました。水温と気温の差が大きいために大量の川霧が発生していて、橋の下あたりは真っ白になっていました。河川敷の木々は、寒さと川霧の水分とでたくさんの樹氷をつけており、完全に凍ってしまったかのように真っ白になっていました。

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この日の寒さは、旭川近辺ではこの冬一番でした。家の中から出たくないような寒さでした。しかし、この景色を見るためにはそんなことを言ってはいられません。樹氷ができるためには、寒さとあといくつかの条件が必要です。どれかが欠けても見ることができません。今日は樹氷を見ることができそうという日は、寒くても早起きをして出掛けます。

(秒刊サンデー:わらびもち