ピクチャ 1

晩夏を迎え、長月を目前とした今日この頃。いよいよプロ野球ペナントレースも佳境に差し掛かってきた。だが、そんな中セ・リーグの記録を見てみると、何とも首を傾げてしまうような数字ばかり。(横浜の弱さが想定の範囲内ではあるが)このままいくと、不名誉な記録が達成されてしまうのではないかと言われている。では、そのいくつかの達成されてしまいそうな不名誉な記録を取り上げていきたい。
(記録、成績は全て8月25日現在)

1 2位以下が全て負け越し?
ピクチャ 1
普通、どこかのチームが負け越していればどこかのチームがその分勝ち越しているはずだ。しかし、その勝ち越し分がセリーグのチームではなく交流戦で対戦したパリーグのチームに全て吸い上げられているのだ。交流戦、セリーグのチームがパリーグのチームにフルボッコされていたのを覚えている方もいるのではないだろうか。
8月25日現在、セリーグで勝ち越しているのはヤクルトのみ。2位の巨人が勝率5割で、3位以下は全て負け越し。ヤクルトが頑張ってしまうと、「2位以下は全て負け越し」という事態が起こりかねないのだ。クライマックスシリーズ(笑)となってしまうだろう。
ちなみに横浜は27個の借金があるが、これはまあいいとしよう。

2 3割打者不在&最低打率での首位打者
ピクチャ 2

今年から導入された「統一球」。メジャーデビューに習い、低反発の球(飛びにくい球)を今年から日本プロ野球も採用した。その影響は思いの外大きく、打撃成績が如実に低下している。
特にセリーグの打率上位を見てみると、なんと3割バッターが2人しかいない。巨人長野選手と、阪神平野選手。その2人にしても、3割スレスレ。いつ3割を割ってもおかしくない状況にある。
また、2010年まで首位打者の最低打率は.307。この記録を下回ることも、かなり現実味を帯びている。
ちなみに横浜の勝率は.352。例年であれば首位打者の打率といい勝負だが、今年に限っては負ける心配がなさそうだ。

3 日本人打者の20本バッター不在
ピクチャ 3

前述した「統一球」の影響は野球の華、ホームランを大きく減少させている。
とりわけ、日本人打者のホームラン数減少は深刻だ。セリーグの日本人で最もホームランを打っているのは、ヤクルトの4番打者畠山で15本。試合数はあと40試合ほど残っているものの、20本まで届くと言い切れるほど余裕があるわけではない。
西武のおかわり君こと中村選手のように、統一球の影響を微塵も感じさせないペースでホームランを量産している選手もいる。それだけに、セリーグの日本人選手が打てていないのが気にかかる。

色々書いてきたが、筆者は生粋の巨人ファンでありセリーグファンである。「セ弱パ強」などと呼ばれないためにも、9月以降のセリーグ各選手と球団の奮起に期待したいところだ。
(文=マグネットプレス 土屋順紀)