話題の鬼才アーティスト「アイ・ウェイウェイ」の作品がブッ飛びすぎている

芸術の秋、気温もグンと下がりメープルリーフも色づく今日この頃、先日カナダ トロント市でアートフェスティバルNuit Blanche(フランス語で白夜)が行われた。その名前の通り日没6時51分から次の日の朝、陽が昇るまで行われるイベントである。トロント市内の屋外、屋内に実に100以上のアートを展示し思い思いに陽が昇るまで芸術を楽しむ。と言うとんでもない企画と規模。このイベント今年で7年目に突入するが今回の一押しのアーティストはなんと言ってもAi Weiwei(アイ・ウェイウェイ)氏であろう。

今回はこのフェスティバルの中でも異彩を放っていた彼の作品をご紹介したい。氏は中国を代表とする類い稀なる才能を持った芸術家、または社会評論家でもあ
る。中国政府へ人権問題を苦言したあまりに逮捕され80日近くも幽閉されてしまった話はあまりにも有名。そんな色々な意味で注目されている氏の作品がブッ
チギリの貫禄 他作品が薄れてしまうほどだ。作品タイトル「Foever Bicycles」この半端ないFoeverっぷりに注目。

ドーンとCity Hall(トロント市役所)前に鎮座し闇夜に煌々とライトアップされる作品Foever Bicycles。決して画像がブレているわけではない。兎に角物凄い数、無数ともいえる自転車(のオブジェ)が幾重にも幾重にも折り重なり 一斉にこちらにまるで覆いかぶさるように迫ってくるような不思議な感覚に陥る。

 

どの角度から見ても大迫力だ。まるで映画の3Dを見ているような感覚に陥る。

 

近くで見ると一つ一つに車輪があり しかもきちんと動くあたりに遊び心を感じられる。

 

しかしこの自転車の数・・・・改めて画像で見ても酔いそうになる。

因みに傍観者は「綺麗だ」「素晴らしい」「とにかく凄い!!」と手放しで喜んだのだが これだけの巨大な作品建てるのにも相当大変だったに違いない。作品の保管から 作成 完成 歓声までの動画がこちら。物凄い数の人々が彼の作品に関わり 時間を費やし 感動し 敬意を表したのかが一目瞭然。
今回のこの大プロジェクトは大成功をおさめ 多いにトロントニアンを沸かせたAi氏。今後の活躍に目を離せない。

参照
http://www.scotiabanknuitblanche.ca/

【動画】

http://youtu.be/5Rj3x7vKU4Y

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(ライター SKKC)

2 COMMENTS

秒刊名無し

これって化物語…、いや何でもないです。

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