天文学者がついに1800光年先に「太陽系外衛星」を発見したと話題に

 

地球などの惑星を周回する星を「衛星」と呼びますが、今まで太陽系外の惑星を周回する衛星「太陽系外衛星」を発見することは極めて困難とされておりました。恒星の周りを惑星が公転し、その周りを周回する衛星は必ずあるだろうと考えられてきたのですが、その可能性がついに現実のものとなったと海外のサイトが報じております。もし発見されれば人類が初めて発見する地球外の「月(衛星)」となります。


―衛星の発見はなぜすごいのか

衛星は惑星の周りを回る小さな星だ。ましてやそんなに遠くにある太陽系外の星を観察してどうするんだ?と思うのかもしれないが、太陽系外には木星クラスの巨大な惑星が山ほどあるとされている。その周囲を回っている衛星で、かつ「生命居住可能領域(ハビタブルゾーン)」であれば地球外で生命がいる星を見つけることは十分に可能性として高まる。

―SF映画のような空を眺めることも

木星のような巨大な星を周回する衛星が地球のような環境であるメリットはもう一つあり、空を眺めると巨大な木星が浮いているという、かつてないスケールの天体ショーをながめることができるのだ。最もわれわれ人間が1800光年先のその地球に移動できればの話ではあるが、現実に存在するという事実をかみしめワクワクするのが天文マニアの楽しみだ。

―どうやって発見したのか

発見の方法はいくつかあり「 トランジットタイミング効果・ トランジット法・マイクロレンズ効果・惑星のドップラー分光法」などがあるが今回はマイクロレンズ効果で、大きな光と小さな光を確認できたという。その光こそが「衛星」であることを認めざるを得ないのだという。

今は小さな光だが、年前年研究しやがて大きな光となるだろう。

記事参照
http://io9.com/astronomers-may-have-just-discovered-the-first-exomoon-1486533084

(ライター:たまちゃん)

5 COMMENTS

秒刊名無し

人類が初めて発見する地球外の「月」?
人類が初めて発見する太陽系外の「月」じゃないの?

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