こちらのイモムシはその風貌から「ジュエルキャタピラー」と呼ばれ、中南米の熱帯雨林地方に生息するイラガの仲間なのだという。まるで宝石のように美しいイモムシではあるが、こいつが成虫になるとどのような状態になるのか。通常イモムシから成虫になると美しい蝶と変貌を遂げるのだが、実はこのイモムシに限ってはそういうわけにもいかない。その前にこの状態ですでに「アウト」という方はどちらにせよ「アウト」である
(画像)
ツヤッツヤから、モッフモフへと変貌を遂げたジュエルキャタピラー。いったいなぜそのような形状になっているのかはわからないが、恐らく多くの人はこの形状に嫌悪感、もしくは気味悪がって近づかないだろう。確かにきれいではあるが、触っておうちに持って帰ろうという気にはならず、寧ろ毒があるのではないかと思わせるその風貌は近寄りがたい。
ちなみに種類は80種類ぐらいいるようで、色とりどりの動く宝石を楽しめるのだ。ただしいずれかは成虫になってしまうので、飼っていてもそのうち飽きてしまうだろう。
―この独特の形状の理由は?
なぜゼリー状の透明感あふれる色になっているのかは不明だが、一般的にこのようなカラーを持つ動物は、「警戒色」として敵への威嚇を示し近寄られないようにする目的がある。また、その美しい透明感で周囲への背景に溶け込み「カモフラージュ」させる役割にも使えそうだが、いったい誰がそんな仕組みを考えたのだろうか。
やはり神だろうか。
http://nafnafa.livejournal.com/440776.html
http://tt.mop.com/read_14681592_1_0.html
(ライター:たまちゃん)
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