もはや日常茶飯事と言っていいほど「LINE乗っ取り」が身近となりました。さてそんな乗っ取り問題で注意しておきたいのが、絶対に対応してはいけないということだ。犯人は我々に有料のWEBマネー等を買わせそのIDを教えさせ、不正に利用するという手口だ。つまりこのような犯人に対して真に受けて商品を買ってはいけないということだ。今回はそんな犯人にあえて釣られてみた。
―会話内容
会話内容は以下の通り
・すいませんちょっといいですか?
→はい・近くにコンビニがありますか
→家の近くですか・はいー
→近くにはない・コンビニでitunesを買ってきていただけますか?1万円分を5枚買ってきて頂けますか?
→ここで終了(アカウントが退出・削除された)
―乗っ取りの経緯
さてどのように乗っ取られたのかははっきり言って定かではないが、身に覚えがある行動としては以下のような問題があるのではないかと推測される。
・ 他端末ログイン許可オン
・ IDでの検索を許可
・ IDが短調
・ mixiなどほかのSNSと同じパスワード
・ mixiがログインできない
特にmixiがログインできないという問題は非常に関連性が強いのではないかと推測され、何らかの経緯でパスワードが漏えいし、mixiやLINEなどが不正にログインされ管理側から対策された可能性が高い。
―犯人の具体的な流れ
さて今回の乗っ取り犯の行動としては、ネットでささやかれているようにWEBマネー(itunesカード購入)を勧められる。その前に近くにコンビニがあるかどうかの確認をさせられる。おそらくアカウントが生きているかどうかの確認をして、返事があればカード購入を進めるという流れのようだ。
だが、もはや手口が常習化しすぎてこの時点で「怪しい」と気づく方も多く、さらにitunesカード1万円を5枚という大金もすぐに無い為「振り込め詐欺」のように簡単にお金を奪われるということはないようだ。
―対策
今回の対策として、LINE側がすぐに問題のアカウントを削除したようでこちら側としては何をすることもできないが、念のために同じIDで再度アカウントを取得し、パスワードを難しいものに変更、さらにほかの端末からのログインを無しにしておいた。
つまり、アカウントを削除しても同じIDでアカウントを取られてしまうとアウトなので、同じアカウントであえて前のIDをとり、パスワードを変更するなどの対策が必要だ。
(ライター:たまちゃん)
釣られてみた、というわりにはコンビニに行ったわけでも
マネーカードを買ったわけでもない。
どこらへんが釣られたということに???