【悲報】シリアの少年感動動画実は捏造だったことが判明!炎上!

 

2014年11月10日、YouTubeに投稿された一本の衝撃的な動画が世界中のネットユーザーを感動させた。シリアの紛争地域を撮影した動画には、逃げ遅れた少女を救出する一人の少年が映っていた。動画の再生数は瞬く間に300万を突破。勇気ある少年の行動に対し、世界中から賞賛のコメントが寄せられた。

しかし、この動画は海外の撮影グループによって制作された「フィクション」だったことが判明。今やネット上は、銃撃戦が展開されるシリア並に暴言の飛び交う炎上状態と化している。


アラビア半島の北西部に位置するシリアでは、2011年頃から政権と反政府武装勢力との壮絶な内戦が続いている。アメリカを筆頭に世界中の国が軍事介入を推進しており、国際情勢の懸念材料となっている。

ノルウェーのオスロで活動している映画監督のラース・クレブバーグ氏は、連日シリアで展開される紛争のニュースを見て、この地域で生活している子供たちの悲惨さを世界にうったえるために本動画の制作を思い立った。動画制作には、ノルウェーの映画協会からの出資も受けている。

車の下で震える一人の少女。すぐ傍でスナイパー達が銃撃戦を展開しているため、誰も彼女を助けに行くことができない。その時、脇から一人の少年が飛び出してくる。彼は撃たれて死んだふりまでしながら懸命に車のもとに辿り着き、見事少女を救出する。これらのストーリーは、全てラース氏の脚本だ。登場する子供たちはヨーロッパのマルタで活動しているプロの役者で、シリアとは一切関係ない。

撮影グループの関係者は、世界中の視聴者がこの動画を本物の映像だと思ったことに非常に驚いたという。あえてフィクションかノンフィクションか分かりにくい演出にしていたが、あまりにも多くの視聴者から真偽を問う声が上がったため、事実を公開せざるを得なくなってしまったのだ。

その手法には賛否の声が上がっているが、少なくとも一人でも多くの視聴者にシリア内戦に関心を持たせたいという当初の目的を果たせたことは間違いない。

―海外の反応

・マジかよ。やっぱり捏造だったか。

・俺も最初から怪しいと思ってたぜ。

・何百万人もの視聴者が騙されてたのか。

・まあね。実際YouTubeのコメント欄にも、子供を応援するコメントやアサド政権を批判する意見が多かったよ。

・こういう偽物のプロパガンダ映画が外国政府の資金出資のもとに作られるってのはさすがにまずいだろ…。

・メディアの信頼性にもかかわるよね。

・つくづくSNSって信用できないよな。

・こういう動画を制作することを非難する気はないけど、この映像を真実に見せかけたことは批判されて然るべきだと思うよ。

・この撮影グループは恥を知るべきだ。

・真実より嘘の方が広まりやすいのさ。

掲載元

http://www.reddit.com//2mbk50/

(ライター:sha-la-ku)

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