さて最近、火星やエウロパなど地球外生命体を探すための計画が注目されており、生命体のいない「月」や「金星」は置いてきぼりを食らっている感は否めませんが、新たな計画が持ち上がっております。なんと金星上に飛行機を飛ばすというのです。飛行機はロケットと違い揚力や推進力が無いと飛ばせませんが、金星なら行けるということ。
金星に飛行機を飛ばす計画を打ち立てたのは、バージニア州の航空会社で2021年に飛行させることを目標としております。資金はNASAから調達するわけですが簡単に提供してくれるかどうかは謎です。客観的な見解ではありますがNASAは今生命体を探すことが一番の楽しみであり、金星に飛行機・・・ねえ。という感触ではなかろうか。
とはいえ、斬新なこのアイディア、高度約50~65kmでは気圧と温度が地球とほとんど同じということもあり、絶妙な環境なのです。
※地上は500℃の二酸化炭素地獄です。
飛行機からは空撮を行い地表の様子を撮影して地球に送信するのですが、確かに金星の地表の様子はあまり撮影されておりませんね。
※1975年の撮影の様子
また大気のサンプリングなども行うとのこと。ゆくゆくは土星のタイタンにも活用できるのではないかというシナリオでNASAから10億ドルの調達を目指すという。
そうそう、これもちろん人間は乗りません。
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3081849/Could-fly-plane-VENUS-Company-aims-1bn-Nasa-funding-inflatable-propeller-aircraft-ground.html
(秒刊ライター:たまちゃん)
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