獰猛な性格の持ち主と恐れられている「サメ」や「ワニ」ですが、むろん人間と同じく個体差がありすべてが、狩りの天才というわけではなく中にはドジでなかなか獲物を手にすることが出来ない残念過ぎるワニもいるようです。弱肉強食の世界では彼らは残念なことに生き残ることが出来ないのかもしれないが、我々は勝手に手助けをすることも出来ない。
サウスルアングア国立公園で目撃されたコチラのワニ。彼の目論見としては水飲み場にやってくる草食動物を捉えようとするという常套手段。つまり水の中に虎視眈々と隠れて、いざ獲物がやってきたその時一気に相手をむさぼりつくという作戦だ。
が、しかし残念ながらイボイノシシに逃げられてしまうのだ。
続いてはカモシカがやってきたので今度こそはと狙うも
あえなく失敗。2度も3度も失敗したワニはさすがにへこたれて呆然と立ち尽くす。空腹に飢えて動けなくなったようだ。
このワニはナイルワニで、最大700キロぐらいまで成長するまさにモンスターだ。年間200人近くが被害を受けているほど恐ろしい生物だが、もちろんそこまで成長できるのはほんの一握り。
この獲物を得ることが出来なかったワニも今も生きているかどうかはわからない。
それだけ自然の中で生きていくことは難しいようだ。
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3118222/Not-snappy-Crocodile-goes-hungry-warthog-deer-manage-leap-way-nick-time.html
(秒刊ライター:たまちゃん)
ここまで大きく育ったということは老いて衰えたんだろうな。
大半の野生動物は老いれば飢え死にか食われて死ぬ運命だからなぁ。