【重力波】ブラックホール検出器(LIGO)の実物があまりにもSF過ぎると話題に

重力波の発見は100年前に予言されておりましたが、ようやく直接観測できたというニュースは世界樹を駆け巡っているわけですが、そもそも見えないものをどうやって観測したのか、気になりますよね。ということで今回どのような装置で観測したのかということを写真付きで紹介したい。

こちらが、レーザー干渉計重力波天文台(LIGO)の装置。LIGOの大きさはなんと4キロあるわけですが、これは中心の装置。ここからレーザー光を当て反射させたものを中心の装置で観測。時空が歪んでいればこの4キロという数字ではない値が返ってくる。

ああ、なるほど。4キロなのに4キロじゃないって値が返ってくるってことはそれは
「時空が歪んだ」か「LIGOが壊れている」かどっちかですね。

それで全景がこちら。

もはや道路にしか見えないこの4キロもの巨大装置で今回の観測に挑んでいたということです。すごいというか・・・よくぞ国がここまで予算を出したなと、国の運営力に恐れ入ります。

こちらは観測装置の詳細。スタッフがこのように地道で先の見えない観測をひたすらに行っていたと思うと、なんとも地味すぎる作業だと思いますが、ようやく成果が出てうれしい限りではないでしょうか。

ちなみに、LIGOとはThe Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory の略だそうです。

ちなみに今回の重力波の音も聞くことができます。

ゴルフのスイングのような音がそれです。
まあ、今はよくわかりませんがきっとこれでタイムトラベルも夢じゃなくなる・・・はずです。

掲載元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3442022/Major-breakthrough-hunt-gravitational-waves-announced-today-Discovery-finally-prove-Einstein-s-100-year-old-theory-ripples-space-time.html

(秒刊ライター:たまちゃん)

1 COMMENT

秒刊名無し

このような大規模な基礎研究施設は、日本では絶対実現しない
利益の出ない事業に、政府も企業も金を出さない
うらやましいですね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。