何かと話題の絶えない3Dプリンター、そしてドローン。今世紀の半ばはこの2つの機会が世界を席巻するのかもしれません。もちろんまだまだドラえもんのように新しい機械は続々うまれていくのでしょうけど、そろそろ3Dプリンター、気を付けろよ!ということでかなりヤバい技術に達してきました。以前は3Dプリンターで銃などができましたね。
ついにここまで来たか、ということですが3Dプリンターがついに絵画を完全コピーしたというのです。
あれ?それほど驚かない?なるほど、そうですね。絵画なんて高精度のスキャナーでスキャンして高精度のプリンターで印刷すればコピーは出来てしまう。確かにそうです。だが、絵画とはそういうものではない。
分かりやすく言うと、絵画は2Dのようで3Dなのです。塗りの厚さ、質感、そしてタッチ。油絵の具の塗り方の違いが色々とあり、2Dのプリンターでは平面になってしまう。
3Dプリンターであれば、その塗りの高さなども計算し、完全にオリジナルを再現してしまうのだ。つまりこれが本物であるかどうかの判断もできにくくなる。
ちなみに今回コピーしたのは画家「レンブラント・ファン・レイン」のものである。レンダリングにはなんと500時間もかかったそうです。
まあオリジナルの絵画はそれ以上かかるでしょうけどね。
そのうち鑑定団も見抜けなくなるほど高精度になるでしょう。
掲載元
http://www.gizmag.com/next-rembrandt/42667/
(秒刊ライター:たまちゃん)
そのうち、鑑定団も科学的な鑑定をいれるようになるのでは?
ナイトスクープでおなじみ、非破壊検査とかに頼んだり。