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食への探究心が旺盛なのは素晴らしい事だ。現代の豊かな食文化も歴史を紐解けば先人達の食文化開拓へのフロンティアスピリッツの賜物である事に他ならない。しかし、この豊か過ぎる食文化が当たり前となった時代においてなお旺盛なフロンティアスピリッツを掲げ食文化開拓を行う喫茶店がある。そう、名古屋のあのヤバイ喫茶店「マウンテン」だ。何がヤバイかは書くまでもない。さて、 今回はそんなアレな喫茶店の新メニューを堪能してきたのでご紹介しよう。マウンテン新メニューの名は・・・・・「アザラシまんま」!

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さてこの「アザラシまんま」…
価格が850円なのはわかるが、メニュー名から味の想像どころかビジュアルの想像もつかない。

アザラシまんま=アザラシそのまま、という意味だろうか。
フレッシュなアザラシの肉入りの何かなのだろうか、それともアザラシにしか見えないような「見立て系」の何かなのだろうか。
むしろこれは食事メニューなのだろうか、はたまたデザートメニューなのだろうか。それさえも見当がつかない……が。

御託はこれぐらいにして早速ブツをご覧頂こう。
いでよ、「アザラシまんま」!!!


ーアザラシまんま
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どうだ、ヤバイだろう。
え?全然ヤバくない?そんなバカな、よく見て欲しい。
例えばあの辺りとか、この辺りとか、その辺りとか・・・


・・・。



そう、この「アザラシまんま」はマウンテンの歴代珍メニューに比べれば…かなり普通のメニューなのだ。

ーマウンテン歴代珍メニュー
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あんまりだ。
歴代珍メニューのビジュアルインパクトが強烈過ぎるのはあるが、それにしてもあんまりだ。
これだけアゲておいてビジュアル映えしないなんて、あんまり過ぎる。

そういう意味でヤバい。記者泣かせの一品と言えるだろう。
どちらかというと「どこぞにイジれる要素が無いか」とピラフをこねくり回しながら写真を撮り続ける記者の方がヤバイ。

ー以下、こねくり回し工程
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「アザラシまんま」の中から丸ごとガーリックを発見!
これを食べれば午後のデートは生き地獄!これはヤバ・・・・くもないか。

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「アザラシまんま」の中からほぐれたイワシを発見!
これはヤバ・・・くもなく、普通に美味しい。
ガーリックの効いた香ばしいイワシピラフだ。

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「アザラシまんま」の中から丸ごと鷹の爪を発見!
今度こそこれはヤバ・・・・・・・くもないか。
鷹の爪が時折ピリリと味にアクセントを加えており、いい仕事をしていた。

そんなこんなで散々こねくり回した挙句・・・

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完食。大変美味しゅうございました。ご馳走様でした。
普通に食べきってしまい何をしに名古屋まで来たのかわからなくなってきた辺りで「このまま手ぶらで帰るワケには…!」と不思議なファイティングスピリッツが湧いてきた。
上に怒られるとか、上に怒られるとか、上に怒られるとか、そういうのではない。決して。

ちなみに「スパイス合衆国」という何ともユーモラスな名前の生卵カレーも美味しかった。
普通のカレーよりもややスパイシーではあるが、マウンテン歴代珍メニューに比べれば何てことは無かった。これはマズイ。料理がではなく、企画として非常にマズい。

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というわけで何かしらの危機を覚えたため、デザートがてら「ひろしのわがままホットケーキ」なるメニューを頼んでみた。細やかな希望を願いながら・・・


ーひろしのわがままホットケーキ
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完  敗  だ。


提供されたのは大変美味しそうな生クリームとアイスクリーム、そしてフルーツたっぷりのホットケーキ。
シロップがだくだくにかかっておりホットケーキにしっかり染み込んでいる。
見るからに美味しそうだ。そして同時に記者としての敗北を悟った。 

 最後のあがきとして若くて可愛いスタッフさんに「ひろしって誰ですか?」と聞いてみたが、「さぁ…」と困った笑いで濁されただけだった。スタッフさんの困惑した様子が刺さる。
「どのへんがわがままなんですか?」と聞く余力はもはや残されてはいなかった。

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ひろしのわがままホットケーキの中には小倉あんがぎっしり。生クリームと絡んで非常にいい仕事をしている。
ホットケーキは素朴な味わいで、これぞ昔ながらの喫茶店といった感じだ。
たっぷりシロップが染み込んでいるためしっとりとしている。

どのへんがヒロシでどのへんがワガママなのか、生クリームと小倉あんのベストマッチに舌鼓を打っているうちにもはやそんな事はどうでも良くなってきた辺りで「ひろしのわがままホットケーキ」を完食。
お会計を済ませて外に出る頃にはいっそ清々しい気分だった。

ちなみに「アザラシまんま」はアザラシのご飯→イワシという事らしい。
お会計の時に親切なスタッフさんが教えてくれた。

総括として、マウンテンはヤバイ喫茶店と名高いが普通に美味しいメニューもたくさんあるという事をお伝えしたい。
特に新メニュー「アザラシまんま」はぜひレギュラーメニュー入りして欲しい安牌ピラフだ。
新メニューという事でいつまでボードに残っているかはわからないが、2014年時点から確認されているので「永遠の新メニュー」として今後も末永く残ってくれる事を願う。

マウンテンを訪れた際にはぜひ、味わって頂きたい。


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アクセス
愛知県名古屋市昭和区滝川町 47-86
・名城線 八事日赤駅より徒歩8分
・鶴舞線 いりなか駅より徒歩10分

喫茶マウンテンの新作メニューをたらふく食べてきた!やっぱりヒドイ
http://www.yukawanet.com/archives/4447860.html


(秒刊ライター:マキシマ)