また個人情報の流出か・・・。と思ったらそういうことではないんです。ならば安心と行きたいところですが、事態は更に深刻になる可能性があります。なんとWi-Fiのセキュリティで最強とも言われております「WPA2」という方式に脆弱性が見つかったということなのです。これが事実であれば今貴方がつなげているWi-Fiがもしかしたら第三者に覗かれているかもしれないのです。
ーWPA2に脆弱性!?
ことの発端は、ロンドンで12月に行われるカンファレンス「Black Hat Europe 2017」の予告で行われた発表で「Wi-Fi Protected Access II」(WPA2)に関する脆弱性が記載されたことによります。
これにより、セキュリティ研究者だけでなく、世界中で波紋が広がっております。WPA2は今Wi-Fiで最も安全性が高いと言われ、最も使われている認証方式。しかしその認知度と、利便性の高さゆえ脆弱性が見つかってしまうのはシステムの性であり、宿命であったりもします。
んー、ちょっとヤバそう。 WPA2: Broken with KRACK. What now? – Alex Hudson https://t.co/0je6wxUoYb
— HAWK (@neohawk) 2017年10月15日
無線LAN(Wi-Fi)で多く使われているWPA2に仕様レベルの脆弱性が見つかって、明日詳しく発表されるそうです。WPA2はパソコン以外の機器にも多く組み込まれているので影響範囲は広そう。アップデートが難しい機器だと大変かも。 https://t.co/4SEFtgaXGR
— 後藤裕文 (@gohi62) 2017年10月15日
ー何が起こる?
では具体的に何が起こるというと、今すぐ覗かれるということは無いのかもしれませんが、Wi-Fiルーターを作っている企業は、早速そのパッチを作る羽目になるでしょう。羽目というより作らざるを得ません。なにせ世界中に影響が与えられるのですから。
そして我々はそのパッチが出たら、速攻アップデートを行う必要があります。
多少手間ではありますが、仕方有りません。
どんな問題があるかは現時点ではわかりかねるのですが、わかりかねるがゆえ、恐ろしいのです。もはや、企業の個人情報が流出したというレベルではなく、全世界の建物全てが「シースルーハウス」になってしまってるぐらい危険なのですから。
今すぐパッチを当て、何かしらの防衛をしたほうがよさそうです。
(秒刊サンデー:たまちゃん)
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