何が見える?瞬間的に見えたモノで『自分の深層心理』がわかる不思議な絵

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私達は普段、五感をはじめとする様々な感覚を頼りにこの世界を生きている。中でも目から得る情報量は多く、視覚は特に大切な感覚だろう。しかし視覚はやっかいなもので、目で見た物事が完全に正しい情報とは限らない。私達の視覚は深層心理に影響されるのだ。時に見たくないと深層心理で願った事が実際に魔法のように見えなくなる事があるように。さて、この一枚の美しい絵は深層心理を浮き彫りにする不思議な絵だ。パッと見た時に最初に何が見えるだろう?


ー 最初に『顔』が見えた人は?

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この絵を見て最初に人間の顔が目に入った人は、自分の理想的なイメージを作り上げようと深層心理で常に考えている人だ。自己実現のベクトルが外に向くタイプである。

自分の理想的なイメージを作り上げる為に、このタイプの人は様々なモノを使う。ダイエットやボディトレーニングに励んで理想の体を作り上げたり、服やアクセサリーに凝ったり、理想的な自分にふさわしい友人を選んだり、時にはパートナーでさえ理想的な自分の為に取捨選択をする事がある。自己実現の為のパーツはあるいは能力、経験、価値観など無形のものかもしれない。

このタイプは『自己実現具合を確認する物差しが他人に向かないよう注意する』事が必要だ。簡単に言うと『他人に承認を求めない事』。承認欲求乞食になってはいけない。承認欲求を自分の外に求める行為は時に、人生をあらぬ方向へ狂わせてしまう。


ー 最初に『木』または『脳』が見えた人は?

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最初に木または脳が見えた人が深層心理で望んでいるのは、知識を無限に広げる事だ。このタイプは様々な事に興味を持つ。できるだけ多くの世界を学び、理解しようとする。そういった傾向からこのタイプは一般的に『知識人』と呼ばれ、時に陰謀論・超常現象・ミステリーのファンである事もある。

このタイプが得意なのは心理学の概念を理解する事だ。哲学者に向いているとも言える。しかし、注意したいのは『自分の思考の中で迷子にならないようにする事』。このタイプは『自分が何者であるのか』『ここで何をしているのか』という内なる答えを追い求め続ける人だからだ。

哲学は時に心を蝕む。答えの無い問題に対して多くの人が妥協するポイントを過ぎ、考え続けてしまうと気が狂ってしまうとも言われる。


ー 最初に『鳥』や『自然』が見えた人は?

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最初に鳥または自然が見えた人が深層心理で望むのは『自由であること』だ。鳥が自由に大空を舞い、自然の木々が何にも縛られずのびのびと枝葉を伸ばすように、このタイプの人は何にも拘束されず自由に振る舞う事を望む。時には社会に息苦しさを感じることもあるかもしれない。

このタイプは旅人でもある。人生という長い道のりを気ままに楽しむ旅人だ。それはこのタイプが持つ『今を精一杯生きる』という思想が原因だ。今を精一杯生きたいが為に享楽的な事・・例えばパーティーや刺激的な遊びに明け暮れる事もある。

このタイプは自然に囲まれているのが好きで、世界中のエキゾチックな場所が好きだ。一定の場所に留まるのを嫌うので、実際に旅が趣味という人もいるかもしれない。しかし、このタイプは『今は永遠に続くものではない』とよく認識しておく必要がある。ともすれば瞬間的快楽に酔いしれ、計画性の無い人生を送りがちだからだ。しかし、このタイプからすればそれが幸せなので本人が幸せであれば悪い事とも言えないが。

ー 視覚から得たヒントで導き出した深層心理

このように、たった一枚の絵でも人によって様々な見え方がある。見え方を決めるのは深層心理、時に色眼鏡とも呼ばれる心のバイアスだ。よく「色眼鏡をかけずに」などと言われるが、深層心理は心の奥深くに息づく価値観とでも言うべきもの。もし診断結果が自分の意図にそぐわないものでも、矯正しようとするのではなく自分の価値観を参考にしたうえで行動を決める事ができれば『生き方』に幅が出てより豊かな生き方を選択する事ができるのではないだろうか?願いのような気持ちでもあるが、個人的にはそう信じている。

画像掲載元:Life Coach Code

(秒刊サンデー:槙島)

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