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ペンギンが列を乱さないようにして歩いています。運動不足にならないように園内を散歩しているのですが調教されているわけではありません。キングペンギンの、「餌を取りに集団で海まで歩いていくという習性」を利用しているそうです。このように動物本来の行動や能力を見せる展示スタイルを「行動展示」といいます。ここは行動展示で有名な旭山動物園です。北海道の旭川市にあります。


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朝の散歩を終えて戻って来ると、残っていた他の種類のペンギンやキングペンギンのヒナがお出迎えしてくれます。こげ茶色のモフモフとした少し大きめのペンギンはキングペンギンのヒナです。大人のペンギンが帰って来るのを心待ちにしていたのか、帰って来たときには大きな鳴き声を上げていました。「寂しかったよー。」と聞こえました。春になるとこのモフモフの毛が大人の毛に生え変わります。




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このヒナは先ほどのヒナです。甘えっ子なのでしょうか。常に大人のキングペンギンに近寄っていきます。もしかしたら、お父さんかお母さんかもしれません。お互いにくちばしでつつきあったりしていました。



朝の散歩は終わったのに、またまた列を作っています。このペンギンたちは池に飛び込む順番を待っているのです。これも習性なのでしょう。この列の先には池があります。次々と飛び込んで気持ちよさそうに泳いでいました。
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池の下には透明なトンネルが作られていて、入園者はそのトンネルからペンギンの泳ぐ様子を見ることができます。ペンギンの歩き方はヨチヨチ歩きの赤ちゃんのようですが、水の中では一変します。まるで空を飛ぶ鳥のようです。泳ぐ様子を写真に撮りたいと思うのですが、動きが速すぎてなかなかシャッターチャンスがありません。




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写真に撮ってしまうと速さがうまく伝わらないような気がしますが、そんなことはありません。ペンギンの下の方に水の流れが残っています。水色に見えるのは空です。トンネルの上には池があり、その上には空があります。写真に写ったペンギンは、まさに空飛ぶペンギンです。



こちらも空飛ぶペンギンです。陸上で歩くペンギンと水の中で飛ぶように泳ぐペンギン。ぜひ一度見比べてください。ペンギンの仕草はお茶目でかわいらしくて見ていて飽きることがありません。
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ペンギン館を出て歩いていると、シロフクロウ舎に着きました。シロフクロウがどこにいるのか全く分からないのですが、写真を撮っている人は嬉しそうにシャッターを押しています。よーく見ると雪の中にシロフクロウがいました。雪と同じ色で見つけるのが難しかったです。でもしばらく見ていると黒くてかわいらしい目が見えました。首をこちら側に向けたときに目が見えました。そんなことはないと思いますが、笑っているようにも見えます。
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旭山動物園にはペンギンの他にもたくさんの動物がいます。ホッキョクグマ、オランウータン、チンパンジー、カバ・・・など、書き切れません。水の中に飛び込んで遊ぶホッキョクグマ、餌をとるために高い場所に張られたロープの上を歩くオランウータン、仕草を見ていると人間との共通点を見せてくれるチンパンジー、水の中でスイスイと泳ぐカバ。とても一度では紹介できません。別の機会に紹介したいと思います。

(秒刊サンデー:わらびもち