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お昼時に運転中、おなかの虫が騒ぎはじめてきました。進行方向に目をやると、お店らしき建物が見えてきました。通りがかりに見つけた店で初めてですが、ここでお弁当を買うことにしました。中に入ると色々な商品が置かれていて、どれにしようかと迷ってしまいます。はしっこ弁当というものがありました。440円というのは少し高いかなと思いましたが、すぐに食べることができそうなのでこれに決めました。


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車の中で食べてしまいたくなるくらいおいしそうなお弁当ですが、やはり自宅でゆっくりと楽しみたいと考え持ち帰りました。日の丸弁当的でおいしそうではあるけれども、やはり440円は少し高いのではないかと思いながらふたをあけました。

”白いご飯とおかか”だと思っていたのですが、”白いご飯”ではないようです。よく見ると、ホワイトクリームが乗っているようにも見えます。もしかして、ドリア風のお弁当でしょうか。”おかか”だと思っていたものも、別のもののようです。もう一度よ〜く見て見ると、あらっ、これは大変です。梅干が何か変です。


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日の丸弁当の梅干だと思っていたのは、なんといちごです。勘弁してほしいですね。お弁当に”いちご”なんて。食欲減退です。このお弁当を作った人は、いちごを食べながら食事をするのでしょうか。きっと、普通の人とは違った感覚を持っているのですね。でもおいしいかもしれません。新しい感覚のお弁当を味わってみましょう。


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何となく、箸ではなくフォークで食べようとしたその時です。フォークは予想外にすっとご飯の中に入っていきました。なんとフォークの先に姿を現したのはご飯ではありません。お弁当ではないようです。ホワイトクリームかと思ったのは生クリームで、その下はスポンジケーキです。ということは、これは全部ケーキなのでしょうか。それとも、ケーキのように見せてはいるけれども、本当にお弁当なのでしょうか。一口食べてみましょう。


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一口食べてみました。甘いです。これはお弁当ではなく、ぜ〜んぶケーキです。まず生クリームの方を食べてみましょう。これはショートケーキの感覚です。


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おかかに見えたトッピングも甘いです。トッピングの下は、やはりスポンジケーキです。しかし、違う味もします。バナナクリームのような、プリンのような味がします。いろんな味が出てくるのが楽しくてどんどん食べ進めることができます。

スポンジケーキはふんわりと柔らかくて、口の中に長居することなく、とけるようになくなってしまいます。ホイップクリームも優しい甘さで、スーッと口の中でとけます。入店したときに、たくさんのお客さんが来ていましたが、納得できてしまいました。


−なぜ”はしっこ弁当”という名前になったのでしょう

このお弁当を売っているのは、北海道旭川市にある”パティスリーフウ”というお店です。この名前になった理由は、色々なケーキをつくったときに出てくるスポンジのはしっこなどを使った商品だからだそうです。時々、はしっこだけでは足りなくて、はしっこ弁当用に材料を準備することもあるそうです。それにしても楽しい商品です。440円という価格にも納得できました。


今回は、お弁当に見立てたスイーツでしたが、おこっぺバタークリームケーキ も、バタークリームのおいしさが際立っていておいしかったです。

(秒刊サンデー:わらびもち