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手のひらを自分の顔の前に持ってくると、当然のことながら手のひらの向こう側にあるものや景色は見えなくなります。手のひらによって視界がさえぎられるからです。ところが、ある方法を実行すると、手のひらに穴があいて、その穴から手のひらの向こう側にあるものや景色を見ることができるようになるのです。

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ある方法を実行すると、上のように手のひらに穴があき、向こう側の景色が見えるようになります。もちろん、上の画像は手のひらの絵と写真を合成したものですが、実際にこのように手のひらの向こう側の景色を見ることができます。その方法は簡単で、誰にでもできます。

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上の画像の背景となっている写真がこれです。手のひらにあいた穴から、向こう側が見えるのです。その方法をお教えしましょう。トイレットペーパーの芯を用意してください。使うものはこれだけです。

トイレットペーパーの芯がない場合は、サランラップやアルミホイルの芯などでも構いません。どちらも無い場合は、景色やものを見ない方の手のひらで代用することもできます。左右どちらの手のひらでも構いません。

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図のようにトイレットペーパーの芯を片方の手で持ちます。もう片方の手のひらは顔の前に持ってきます。顔と手のひらは10cm位離してください。トイレットペーパーの芯がある方の眼でトイレットペーパーの向こう側を見てください。反対側の眼で手のひらを見てください。手のひらをトイレットペーパーの芯の代わりにするときは、手のひらを丸めて筒状の形をつくってください。

しばらくその状態を維持していると...。あら不思議。手のひらの向こう側にある景色やものが見えてきますよね。なんだか不思議で楽しい経験ができます。


−なぜ、このようなことが起きるのでしょう。

それは、あなたに両眼視野闘争というものが起きているからなのです。左眼と右眼が異なる画像を見たとしても、脳ミソは左眼が見ている画像と右眼が見ている画像を同等に扱うことができずに、どちらかの画像だけしか見ることができません。そのため、左眼で見ている画像と右眼で見ている画像はランダムな時間間隔で入れ替わります。この現象のことを両眼視野闘争といいます。

脳ミソは、左眼が見ている画像と右眼で見ている画像のどちらを見たらよいのか判断できずに困っているのでしょうね。19世紀には両眼視野闘争の研究は始められていたようですが、まだまだ分かっていないこともたくさんあるようです。

人は脳ミソのおかげでものを見ることができています。アルファベット4文字を解読するときにも 脳ミソが大活躍をしてくれていたのですね。

(秒刊サンデー:わらびもち