北海道「美瑛」に来たら是非立ち寄りたい”白ひげの滝”!”青い池”と深い関係があるらしい!

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北海道にある美瑛町といえば「丘のまち」として有名です。何か所もある展望台から美しい丘の連なりを眺めると、日頃のストレスもどこかに吹っ飛んでしまいそうになります。丘の景色と同じくらい気分を爽快にしてくれるもののひとつに”白ひげの滝”があります。ブルーリバーと呼ばれる美瑛川の青と滝の白さのコントラストが見事な景色です。あの有名な”青い池”は、この美瑛川の水がたまってできたものだということをご存知でしたか。


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美瑛川と白ひげの滝の水が混ざって下流へと流れていくのですが、下流に行っても川の水の色は変わりません。そして、まさに、この流れの横に”青い池”があります。青い池は昔からあった池ではなく、美瑛川の水がたまってできた池です。

-青い池はどのようにしてできたのか

十勝岳が噴火した際の火山泥流による災害を防ぐために、美瑛町では1988年に美瑛川本流に複数の堰堤(えんてい)を建設しました。青い池がある場所はこの堰堤のひとつでした。そして、そこに美瑛川の水が溜まり池となりました。池の水の色が美瑛川の水の色と同じ青色であったことから”青い池”と呼ばれるようになりました。

水の色が青いといっても、その青さは一定ではなく、季節や天候などにより変化します。

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こちらは今年(2018年)、7月末に撮影した青い池です。池の中に枯れた樹が何本も立っています。自然の美しさを感じさせる池の青と、枯れてしまっても今なお池の中に立っている木々が作り出す景色は幻想的でもあります。

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池の中に立つ木が大きく見えるように撮影してみました。池の水は確かに青く見えますが、天気がもっと良ければ、もっと澄んだ青い色を見ることができます。

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春先、まだ雪が残っている頃の青い池です。山や木々の葉はまだ冬のままで、景色も寂しく見えます。水の色も先ほどの色とは違って見えます。

今や、青い池はとても有名で、毎日多くの観光客が訪れますが、白ひげの滝まで足を延ばす観光客は多くないようです。青い池の美しい姿を見た後に、その大元となっている白ひげの滝を見るというのも良いのではないでしょうか。暑い夏の日には、涼しげな滝の姿と滝の音がおすすめです。


動画ではありますが、白ひげの滝とその下に流れる美瑛川の水の色をご覧ください。

暑い夏には水辺で涼を感じるのもいいですが、手作りのわらびもち で涼を感じるというのもいいのではないでしょうか。

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