木星衛星の生命のスープ、2030年に探索開始!

 

はやぶさ2の小惑星探索や、ロゼッタの彗星着陸など最近宇宙に関する開発がいよいよ本格化するイメージがある宇宙業界でございますが、いよいよあの木星の衛星「ガニメデ、カリスト、エウロパ」などに捜査のメスがはいることとなりました。なんだ、衛星なのかよと思うのかもしれませんが、この衛星の地下には巨大な海が眠っているのではないかといわれております。

―探索する衛星

さて今回探索機「ジュース」が探索する衛星ですが、ここはさすが海外。木星の主要衛星をとりあえずごっそり探索する。その衛星は

「イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト」となります。

イオは衛星でありながら地球のほかに唯一活火山のある衛星です。この火山活動は地球誕生の手がかりとなる重要なヒントが隠されているはずです。

 

エウロパ・ガニメデ・カリストはイオと違い、氷の衛星となっており生命の期待は出来ないと思いきや、氷の地下には液体の海、いわば生命のスープがあるのではないかと推測されております。

液体の海があるとすればそこには地球で言う「深海生物」のような原始的な生命が居る可能性も高く今最も生命が居るのではないかと期待されている星のひとつです。

探索機ジュースはその氷の状態(厚さ)を調べ、更に次回これら衛星に降り立つ際の候補地を選定します。

今回の調査は2022年に打ち上げられ、2030年に到達するとの事で、それにより生命がいるかどうか判明するわけではないのですが、一歩一歩着実に地球外の生命に会う可能性は高まっているわけで期待は高まります。


掲載元:

http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2853258/Esa-s-mission-Jupiter-Juice-spacecraft-launch-2022-explore-gas-giant-signs-alien-life.html

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