地震動予測地図最新版公開!30年で震度6以上の地域増加

 

地震調査委員会により最新の地震予測MAPが公開された。これは今後30年間において、震度6以上の地震が発生する確率をあらわすもので、赤色が濃い地域ほど発生確率は高い。東海地方は昨年に続き高い確率で発生すると予測されている。また関東でも広い範囲で色が濃くなっており昨年よりも危険度が増していることが判明。


昨年と比べても明らかに赤い地域が増えているのが良くわかる。特に関東は顕著に増加していることから、関東大震災や大規模な地震が差し迫ってくることが予想されている。「今後30年間発生する確率」ということで、赤い地域は最大100%である。つまり、発生する確率が高いというより必ず発生すると読める。

ただし、この表によると赤い地域は26~100%とかなり開きがあるので、発生しない確率もゼロではない。

―太平洋側は特に危険

何度も巨大地震が発生している太平洋側や日本最大級の活断層「糸魚川‐静岡構造線断層帯」の周辺などで確率が高い。北海道道東地方、三陸沖~房総沖、南海トラフ、相模トラフ沿いで高確率 揺れやすい地盤の厚い平野部で高確率となっている。

そのほか、高知市で70%、北海道根室市で68%、静岡市で66%、大阪市で45%、名古屋市で43%、横浜市78%、千葉市73%、水戸市70%、さいたま市で51%、東京の都心46%だ。

震度6といえば最近では11月22日に長野県北部地震で最大震度6弱を観測している。

参照
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/14_yosokuchizu/index.htm

(秒刊ライター:たまちゃん)

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